○日本経営合理化協会さんで買った本(2冊)
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『儲かるようにすべてを変える』(2000)
・ロングセラー商品は、それだけ支持を受け続けてきた商品。
・現在売れている商品だけに絞り込んで、もっと粗利の上がるように原価を下げる。
・自社の強みを徹底して絞り込んでさらに強くするためにこそ、それ以外のものを思い切ってたたむか削るかするのである。
・インフレとデフレの違い
・利益実現の5原則を、頭に詰め込み、利益造出のチェックリストとして使う。
・経営とは、総資産を回転させて、利益を伸ばすこと。
・総資産回転率は、2.5以上を目指せ。
・在庫は、お金と違って腐りやすい。
・総資本利益率 ROAをいかに上げるか
・小さな会社でも生き残っている限り、市場にとって「何か、どこか良い面」が必ずあったからこそ続いてきた。
・モノの「前と後」を事業化せよ
・「あの会社へ相談すれば、すべてがうまくいくノウハウを持っている」
「とにかく親切だし、売りっぱなしにしない」
○これは「研修をやりっぱなし」にしないことにも通ずるな~。
・サービス業の資産回転のポイント
1)人が稼ぐ体質であり、固定資産の所有は不要
2)省力機械化で、生産性を高める
・資産が少ないのに、経営ができているということは誇るべきもの
・ライン部門が日々稼ぐのと違い、長期的視野で稼ぐことを考えるのが、クリエイティブスタッフ(財務、システム、企画)
・人が育つ土壌。種子は超一流でなくても、土が良いと大きく育つ。
・28歳~37歳ぐらいの人材を、年に1人スカウトできればよいぐらいで探し続ける。
○これは、地域での活動も一緒。20代~30代の若者といかに出会うか。
・人間の能力とライフサイクル
・世の中がハイテクになればなるほど、ローテク化のニーズが起こる。間違いない。
○これは勇気づけられるな~。丸太看板づくりで、伝統技術の継承をしていきたいと考えている身にとって。
・儲かるには、文明よりも、文化をビジネスにせよ。
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『稼ぐ商品・サービスづくり』(2002)
・すべての新しいものは、峠を越えてやってきた。「春が来た」の歌詞。
・お客様へのお役立ち原点を、3点から分析
1)誰を顧客としているか
2)お代の頂ける売り物は何か
3)顧客からどのような価値を要求されているのか
・インフレモードの時は、
1)売価を上げ 2)数量を増やして、利益を増大させる
・中小企業は、コモディティ化を避け、スペシャリティ化の方向に行かなければ、儲かる道はない。
・海外からは攻めにくく、島国の日本の中だけで戦える事業領域がある。
あえて、国際化の難しいものを狙う発想。
・社長は、あえて、峠を越えていって、山の様子を見に行け。
・ブランドづくりは、仲間づくりである。
・設けた金を研究開発にぶちこまないと、売り物になるような「巧さ」はものにならない。
・原点討議
1)わが社の芯となるお客様は誰か?
2)そのお客様へのお役立ち原点は何か?
・新事業は、次の3ステップで
1)まず、深耕と竹林経営に徹する
2)売りものを変えずに、売り先を変える
3)商売替えと、新事業開発
・狭く深く、同じところを掘る=深耕
・強みづたいに、地下茎を伸ばしていって、日の射す所に、したたかに芽をだす=竹林経営
・日の射すフロンティア
1)サイバー 2)ナノ 3)ゲノム 4)インナー 5)エコ
・滅私といういい意味での公私混同
・絶対任せてはいけないことは、お客様の中に、自分を置くということ。
○これは、自分で営業をやり続ければ、常に「お客様の中に身を置ける」から大丈夫。
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