平藤喜久子さんとめぐる【神話が生み出したもの】(5)

大人の学習

平藤喜久子さんとめぐる【神話が生み出したもの】(5)

ラーンウェル代表の関根です。

2025年2月8日(土)14時~17時、慶應MCC主催 平藤喜久子さんとめぐる【神話が生み出したもの】第5回講座があり、東京駅そばの慶應MCCまで行ってきました。

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13時45分、1階のスタバでコーヒーを買って、10階へ。

土曜の午後に、仕事に関係ない講座を受講できるのは幸せです。

受講会場から見える風景。東京って感じですね~。

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14時~17時、講座受講。

毎回提出する「感想と問いのシート」を転載し、記録に残しておきます。

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1.感想

・「神・神話をどう描くか」 今回も面白かったです!3時間があっという間でした。

2.問い(あれば)

 1)1人問い

・1月25日に地域の仲間達と建てた「(双体道祖神)に見立てた2本の丸太看板」が、「神(的)なものを作ること」だったとした場合、それは「信仰対象」「鑑賞対象」のどちらなのか? おそらく信仰対象ではなく、鑑賞あるいは、それを目当てに人に来てもらう観光対象なのかも。(1年に1か所ずつ、20年で20か所建てるので、それらを七福神のように巡ってほしいと考えている)

・「女神」と決めつけるのではなく「分からないものは分からない」と認める姿勢が学問の進歩なのかも。

・「太陽は夜の間どうしているのか?」 明らかになっていないことが多かった昔のほうが、色々空想したり、想像を膨らませたりしやすかったのでは。今は、科学的知識等で「分かった」つもりになっていて、こういう素朴な疑問を持ちづらくなっているのかも。

・映画「ダ・ヴィンチ・コード」の聖杯は、「そうあってほしい(イエスキリストの血脈が残る)」という人々の願望なのかも。この願望が強いものほど、「新たな神話」として残っていく?

 2)先生へのご質問

・「神話学」を、素人の立場で学び続けていく際のお薦めの方法があれば、教えて下さい。古事記、日本書紀や神話に関する本を読む、神社に行く、次の講座があれば受講する等・・・

3.お勧めの、神話を取り上げている文学や神話を感じる文学がありましたらご紹介ください。

・すみません、文学は不案内なので、漫画をご紹介させてください。平藤先生の「神話度 高い⇔低い」の分類を参考に、独断と偏見で選びました。

・神話を漫画化したもの:

安彦良和 『古事記巻之一 ナムジ 大國主』『古事記巻之二 神武』『古事記巻之三 蚤の王 野見宿祢』

『ヤマトタケル』

・神話に着想を得て独自のストーリーにしたもの:

星野之宣『血引きの岩』『宗像教授シリーズ』『神南火』『ヤマタイカ』 

諸星大二郎『マッドメン』『暗黒神話』

・神話っぽい:

諫山創『進撃の巨人』

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17時15分、会場を出て、東京駅へ。

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今回も楽しかったです。ありがとうございました。次回(3月1日)も楽しみにしています。

投稿者:関根雅泰

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