【木曜日25-16】ライフスタイル起業家本(3)

田舎でミニ起業

【木曜日25-16】ライフスタイル起業家本(3)

○「小商い」「顔の見える商売」本(3冊)

===

『小商いのはじめかた』 伊藤洋志 監修 風来堂 編(2014)

・「少しの元手と体一つで始める」という個人の事業を、小商いと考える。

・夜営業している居酒屋を昼間だけ借りて、固定費を抱えずにチャレンジする。

・ものづくりのポイント 1)参加できる余白 2)技術も学べる 3)素材の良さ

・富山の薬売り「先用後利」

・小商いをつくるということは、世の中の人々が見落としていることを見つける作業

・昔ながらの行商+SNS 古くからあるものと、新しいものをかけ合わせる

===

『小商いで自由にくらす 房総いすみのDIYな働き方』 磯木淳寛(2017)

・「房総いすみ地域」には、ものづくりと対面式の商いを主業とする人々が自然発生的に集まり、ゆるやかなコミュニティーが形成されている。
・彼らの商いの特徴は、地域内のあちこちで開かれる「マーケット」を重要な拠点としていること。

○「比企ら辺」も、いずれはこういう紹介をされていくのだろう。

 「小さく始めて、大きくせずに、長く続ける」事業スタイルを実践し、
 「分度を稼いで余剰を推譲」できる「学び上手」なミニ起業家が、集う地域。
 その象徴として、比企起業大学キャンパスの「丸太看板」が20本建っている・・・みたいな感じ。

・大量生産できないのが、強み。

・靴づくりのコースの最終日に、主宰者がくれた言葉「靴づくりを通して、生きる力を与えたつもりです」で、一歩を踏み出せずにいた自分にスイッチが入った。

・働く時間が長くても、そこには「好きなことに充分な時間をかけられる」という喜びがある。労働時間は、拘束時間ではなくなる。

○ランチェスター弱者の時間戦略も、まさにこれだと思う。好きな仕事(今日のメシの種)と、勉強(明日のメシの種)に、時間を費やす長時間労働(1日10時間~×6日×52週=約3200時間)だから、苦にならない。

・エネルギーの強いところの近くで開業するというのは、田舎で商売するにあたってのセオリー。

・田舎で独立する場合、必要なのは、続けるための努力。都会で雇われて生きていくのに必要なのは、我慢。

・年に1~2度のお祭り(マーケット)では、地域の底上げにならない。必要なのは、日常性。

・手に入れる手段は一つだけ。村へ来て直接買ってください。
○これいいな~。ときがわ町に来てもらうしか、買えないもの。 何か作れないか。

・東京経済圏外、都市部と切り離されているから、小商いをする人が本気にならざるを得ない。
・「ポートランド?知らないな~」 横ではなく、前を見て、自分なりのDIY精神で世間と向き合う態度。

・スモールビジネスにお金を回せる消費の仕方。
・小商いの定義の一つとして「Face to Face」を掲げ、小さな経済圏を豊かにする対面型の商売を紹介。

===

『かもめ食堂』 群ようこ(2008)

○映画を先に観た。配役がぴったり。また観たくなった。

・気付いてもらえる人に気付いてもらえばいい。

・正直にやっていれば、ちゃんとどうにかなる。

・ふらふらと人の言葉に惑わされたりしない。儲け第一主義の人ではない。

●参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%82%82%E3%82%81%E9%A3%9F%E5%A0%82 

===

●「小商い」「なりわい」本

===

投稿者:関根雅泰

コメントフォーム

ページトップに戻る