【木曜日25-17】ライフスタイル起業家本(4)

田舎でミニ起業

【木曜日25-17】ライフスタイル起業家本(4)

○山崎亮さん、塩見直紀さんの本(2冊)

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『面識経済 資本主義社会で人生を愉しむためのコミュニティ論』山崎亮(2025)

・顔が見える関係にある人の間で行われる経済活動。

○ガンディーの「隣人の原理」にも通じる。

●参考:ガンディーの本

・多くの人が考える「地域活性化」とは、地域全体の金銭的な儲けがどれくらい増えたか、ということのよう。

●参考:木下斉さんの本

ときがわカンパニー「i棚本屋(ひとたなほんや)」 (関根雅泰) – ブクログ

・書籍には広告が忍び込みにくい。

・グローバルな経済思想を、ローカルな活動の思想的支柱としないように注意する必要がある。

・「他の人に良い影響を与え続ける人」がたくさん住む地域こそが富んだ地域。
・ジョン ラスキン著『この最後の者にも』

○この本、読んでみよう! 比企ら辺も、まさにそういう「富んだ地域」を目指したい。

・スミス、マルクス、ケインズの比較

・『スミス・マルクス・ケインズ』
○この本、読んでみよう!

・自由市場と計画経済の振り子

・富の究極の結果は「できるだけ多くの元気のいい、眼の輝いた、心の楽しい人間をつくりだすこと」にある。
・情愛や道徳にあふれた人間こそが富である。
・りっぱな精神の人間をつくることが、結局は最も利益のあることになりはしないか。

・経済は、ごく一部の側面である。

・一般人の生活の「品の良さ」を決めるのが、金持ちたちの価値観。

・禁欲的な思想によって、勤労と節制を続けると、資本が形成される。

・資本主義経済のなかにあっても、面識経済を大切にしよう!と呼びかけたい。
・地域の経済は、我々がどう生きたいのかというところから考えませんか?と言いたい。

・2つの分水嶺の間にとどまる叡智

○これ大事だよな~。

・年収800万円から、3000万円の間に上手く留まればいい。

・「自然界は、成長・発展をいつどこで止めるかを心得ている。神秘的なのは、成長がおのずと止まることである」

●参考:

『スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫)』のレビュー E.F.シューマッハー (関根雅泰さん) – ブクログ

・企業の規模は小さいほうがいい。
・「資本集約型」の企業ではなく、あえて多くの人が多様な価値を大切にしながら働くことができる「労働集約型」の企業であるべき。

・地域の人たちと共に開業準備し、地域の人たちが応援しているという様子は、巨大資本を使っても生み出しにくいもの。

・地域住民がみんなで応援する店は繁盛する。
・地域の人々から必要とされる店であれば、100年続くことも可能。

・世の中には、値段をつけてもいいものと、値段をつけない方がいいものがある。

・コミュニティの中には、興味の対象の数だけ、無数のアソシエーション(結社)が存在する。

・地縁型と興味型を組み合わせた地域コミュニティ。

・都市部と農村部の経済活動

・人口の推移と予測

・2021年2月21日「ときがわ自然塾」にて

●参考:ときがわ自然塾での山崎さんの講演

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『半農半X的 これからの生き方 キーワード AtoZ』塩見直紀(2023)

・A to Zという編集手法は、どんなテーマでも可能で、そのテーマを網羅することも、深堀もできる、とても重宝するツールになる。
○「比企起業大学 A to Z」を、仲間と考えてみてもいいかも。

・「7つ道具」は何か?
○7つ出すのが難しかった。あえて挙げれば、「4色ペン、ミニ手帳、しおり、山歩き、ボイスレコーダー」の5つかな~。

・若い人が町や村に住み続けるには「文化の香りが要る」
・場所が決まれば、修行が始まる。

・FEC(Food、Energy、Care)自給圏。近隣や文化圏といった広域エリア(圏)で自給することを目指す。

・「1人1研究所」 自身のテーマを生涯追いかけ、何らかの形で収れんする。
・一番いいイノベーションは、新しい考え方や世界観を作ること。
○塩見さんは、まさにこれを成し遂げてるよな~。

・あなたは「何Maker」か。
・OLD+OLD=NEW

・人に対して問いかけられる本当に意味のある質問は「あなたは、何をやりぬこうとしているのか?」だという。
・「何をめざしているのか、10文字以内で表せなければ」その会社は、世の中にインパクトを与えられない。

・住んでいる地域や活動フィールドを、分母に。

・時代を抜きんでた前衛(アヴァンギャルド)たるところがなければ、結局、彼は古典となりえず、後世に残ることがない。
・地方だけど、どこか最先端。
○これを、比企ら辺で目指したいな~。

○2005年5月(独立して3カ月後)京都府綾部市の塩見さんに会いに行った。「33歳は決断の年ですよ」と励まされたことを今も覚えている。(塩見さん、その節はありがとうございました)今回のこの本の問いかけからも、色々考え続けてます。

『半農半Xという生き方』のレビュー 塩見直紀 (関根雅泰さん) – ブクログ

『半農半Xという生き方 実践編』のレビュー 塩見直紀 (関根雅泰さん) – ブクログ

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投稿者:関根雅泰

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