「研修開発ラボ」 第2期開催

企業内教育担当者向け

2014年10月16日(木)~17日(金)@渋谷
ダイヤモンド社主催「研修開発ラボ」第2期が開催されました。

第1期に引き続き、今回も前向きで熱心な教育担当の方々が
参加して下さいました。
(第1期の様子 https://www.learn-well.com/blog/2014/07/post_419.html
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参加者が、ラボに期待していたのは、次のような内容でした。
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・研修の内製化をするには
・自分で企画する際の基礎を学びたい
・研修効果測定の指標や方法
・ワークショップ等での対話の活性化方法
・人事担当と、現場で講師をしてくれる実務担当者との協働
・忙しい現場の人たちにいかに登壇してもらい、彼らの質を担保するか
なんとかこれらの期待に応えられるようラボを進めていきます。
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(専務手作りの「トーキングお手玉」。今回がお披露目。)

1日目は、
・事前課題「研修ニーズ分析」の共有 (経営・現場・人事ニーズから考える)
・研修で解決できる問題に絞り込む
・行動変容を促したい対象者の選定
・効果測定のための研修ゴールの設定
・研修単発で終わらせず現場実践(研修転移)を促す方法
について考えます。
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シートを一枚一枚書いていくなかで徐々に理解を深めていきます。
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1日目が終わり、2日目の最初に、
「学んだこと・気づいたこと」のふり返りをしました。
・効果測定や転移促進がほとんどできていないことに改めて気付かされた。
・研修の実施に注力していて、その前後の働きかけをしていない。
・研修を何のためにやるのかを、きちんと説明できていなかった。
・経営、戦略を土台にして、研修を企画しなければならないことに気付いた。
・経営陣との認識合わせの必要性。
・現場や受講者をもっと知らなければ、研修は企画できない。
・経営の中における研修の位置づけを知った。

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2日目は、
・研修前後も含めた全体像作り
・1日版研修の設計
・上司への説明演習
・複数テーマでの分科会
・中原先生の講話 と続きます。
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頭の中のぼんやりとしたイメージが、徐々に研修の形になっていくようです。
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お一人、企業経営者の方が参加して下さっており
経営者の視点から人事や教育に期待することをお話下さいました。
・これまで正直、研修の優先順位は低かった。
 研修をやってもたいして変わらないと。
・ただ、書籍「研修開発入門」を読んで衝撃を受けた。自分達はここまでしっかり
 研修を組み立ててないから、結果につながらなかったのではないか。
・教育担当には、経営者の投資意欲を刺激するような話をしてほしい。
 教育はすぐには結果が出ない。5~10年後に向けての投資として考えている。
 だからこそ「この研修をやることで、5~10年後にうちの会社はこうなっている!」
 と教育担当者自身が信じて、熱く想いを語ってほしい。
 教育担当者が、自信なさそうであれば、信じて投資をすることができない。

2日間の研修が終わり、隣の会場で懇親会が始まります。
今回も、フードコーディネーターのお二人が、
テーマ性のある食事を用意して下さいました。
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懇親会の後は、中原先生を含むスタッフの方々と反省会。
参加者の方々にとって意義ある研修であったかをふり返ります。
いくつか次回に向けてのキーワードを得ることができました。
‐‐‐
前日からの仕事も含め、3日ぶりの帰宅。
仕事部屋に、娘からのメッセージが。
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ありがとう。
===
後日、参加者の方から下記メールを頂戴しました。
(許可を得て転載)
●Uさま
株式会社ラーンウェル
関根様
いつもお世話になっております。
研修開発入門セミナーでお世話になりました、Uです。
先日は大変有意義な研修をありがとうございました。
久しぶりに受講者として研修を受けましたが、時間が経過するのが
あっという間で、学び足りないなぁと思える研修でした。
関根先生を始め、斎田先生、中原先生、事務局の皆さま、受講者の皆さま、
その他この研修の関係者の皆さまのおかげだと思っております。
個人そして会社を変えていくためにはやらなければならないことが
たくさんありますし、社内の政治的なことなど越えなければならない
ハードルは本当に多いですが、
研修で学んだ内容を活かして少しでも前に進めるよう、
努力していきたいと思います。
先は長いですがまずは自分が研修で立てた目標を報告し、
提案するところから始めていきたいと思っています。
 ※今日か明日中に研修の報告を
  上司と人事部のマネジャーに行う予定です
本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
取り急ぎお礼まで。

●Hさま
関根様
お世話になります。Hです。
16・17日は研修で御講義頂きありがとうございました。
学べる点は多々ありました。まずは、
①経営ニーズに基づく研修であること
②転移できる(現場で実践する)研修内容であること
を心がけようかな、と思っています。
今後とも宜しくお願い致します。

●Iさま
関根さま
こちらこそ、研修の2日間は大変お世話になりました。
大きな声では言えませんが、今まで受講した研修のなかで
最も楽しく、最も意欲的に取り組める内容の研修でした。
この機会を得たことを、心から嬉しく思います。
ご教示いただいた内容は、部内でしっかりと共有いたします。
また、一度には無理かも知れませんが少しずつでも実践して
吸収し、アウトプットできるよう努力して参ります。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

●Nさま
関根様
先週は大変みのりある研修を受講させていただき
ありがとうございます。
一つの研修を実施するための全体プロセスの王道を
学ぶことができました。今後の拠り所になる内容でした。
特に転移促進はスケジュール化して
しっかり追いかけて行こうと思ってます。
関根さんからのリマインドも楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いします。

●Kさま
関根さま
お世話になっております。Kです。
こちらこそ先日のラボではありがとうございました。
(お礼が遅くなり申し訳ありません)
幸いにもラボの内容を共有できるメンバーが課内におりますので、
二人で補完しながら、ラボの内容を実践して行きます。
昨日も、「転移だよね!!」などと二人で言いながら、下期に開発する
研修について話をしておりました。
さて、時間とスペースの関係上、アンケートには書けなかった事を
少しお伝えしたいと思います。
まず、朝始まる前に関根さんに度肝を抜かれました。
初めてお会いしたというのに、名刺交換の直後には
他の方に紹介をされてましたよね。
あの時点で「この人は只者ではない」と私の中に刷り込まれました。
10名のうちの1名、ではなく受講生一人一人を認識し、向き合うために
相当な準備をしてくださったんだろうな、と実感し、ラボで学ぶ決意を
新たにした瞬間です。
次に、本に書かれていた通り、
「徐々にハードルが上がっていく」ことを実感しました。
最後の方はかなりアップアップでしたが(笑)、
楽しみながら参加することができました。
よく考えられているなぁとこちらも感心していました。
研修は、一言で言うと「楽しかった!」これに尽きます。
これから研修開発をするに当たり、さまざまな障壁が予想されますが
ラボで得たKSAをもとに、現場で実践することで恩返しができればと
思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(Uさん、Hさん、Iさん、Nさん、Kさん、ありがとうございます!)
===
「研修開発ラボ」 第2期、無事終了しました。
ご参加くださった皆さん、ダイヤモンド社の皆さん、中原先生、
ラーニングデザイナーの牧村さん、パートナー講師の斉田さん、
をはじめとする皆さん、どうもありがとうございました。
次回は、2015年2月19日(木)~20日(金)開催です。
http://jinzai.diamond.ne.jp/lab/?item_cd=SEMINAR0131&category_cd=
ご興味のある方はぜひ!

投稿者:関根雅泰

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